松隈さんがオムバスを知ったのは、2005年の暮れ。以降、九州HRCを日帰り利用しながら、自宅でも温泉湯治に励むなっちゃんですが、「いつも家ではお風呂で温まり出すと『かゆいからもう出る』って、すぐ言い出すんです。少しでも長く入っていてほしいから、私も一緒に入って、背中や足を掻いてやっていたんですよ」(お母さま・佳子さん)。そうなるとお母さまは湯治に時間がとられて、ご飯をゆっくり作ることもままならなく、何かいい方法はないかなぁと思っていたとか。
そこで「秘密兵器」の登場です。松隈家にやってきたのは、防水タイプでポータブルの「DVDプレーヤー」。これをお風呂場に持ち込み、大好きなアニメを再生しながら湯治すると…、「DVDを見ている間、『かゆい』とはまったく言わずにじーっとお風呂に浸かっているんですよ!驚きました。そして、一緒に入らなくていい分、私はとても楽できています(笑)」(佳子さん)。

お姉ちゃんの湯治につきあって一緒に長く入っていることがどうも苦手だったという弟の太雅くんも「今までならすぐに退屈して立ち上がってしまっていたのですが、DVDを見ているときはちゃんと肩まで浸かっていますね」(お母さま・佳子さん談)

大人がいなくても長時間入浴してくれる

今では湯治となると、きょうだい二人で仲良く楽しめるぽっかぽっかのDVD鑑賞タイム。好きなアニメに集中しているこのひとときはかゆみやイラつきを感じさせることもないようです。
おとなしく、少しでも長く入らせるための秘策は大成功。治癒を力強く後押しするものにまでなればいいですね。「奈津実は、先月くらいからおやつを食べ過ぎたようで冷えが来ていて、さらに今年は花粉の季節も早く来たために『かゆい、かゆい』と言い続けていて、実際体調を落としてしまっていました。かゆがっていたので、長くじっくり湯治するのは今は無理なのかとあきらめかけていたんですよ」と佳子さん。そんな状態のなっちゃんを、たった1台のDVDプレーヤーが、長くおとなしく湯治させるとは!
期待以上の働きを見せてくれているようです。
持ち運べるから屋内外で大活躍!

「ポータブルですので、車で出かけるときにも重宝しますね。車には一応テレビがついているのですが、走りながらだと画面がザラザラ。画像が乱れて目に悪いので、子どもたちには見せたくないと思っていました。DVDだと画像の乱れがなく、その点安心です。
また、これまでは、長距離移動などで退屈し始めると無意識に皮膚を掻いてしまっていたようですが、DVDを見て乗っているとかゆみを忘れているようです」かゆみのない時間、しかも楽しい時間がなっちゃんの毎日に増えたことで、お母さま自身の気持ちもとても落ち着いてきたものになったのだとか。
なんでも松隈家にはこのDVDプレーヤーが来るまでは、家にはビデオデッキしかなかったのだそうですが、「レンタル屋さんに行っても最近はDVDばかりになってきていて、見られるものが少ないなぁとも思っていたので、自分の楽しみができたことも嬉しいですね。
でも、何が嬉しいかって、子どもだけでもおとなしく、じっくりしっかり湯治してくれるようになったこ
と。本当に助かっています」。
