膝周りがかさつき、太ももに掻いた跡。他はすっかりきれいになり、滑らかでつやのある肌が戻っていた。

将来を考えたら
答えは自ずと出た


麻衣ちゃんは中学3年になったばかり。悩みや相談事があっても、両親の目は弟に向いたままです。寂しさも手伝って、お母さんにきつい言葉を投げつけてしまうこともあったとか。でも麻衣ちゃんは、お母さんが泣いていることも知っていたのです。
「手紙を読んでまた泣いてしまったんですけどね。でも、ああ泣いてばっかりいちゃいけないんだって反省しました」

緊急の課題は治療法を見つけること。今度こそ、副作用なしに克服できる方法を探し当てねばなりません。ご両親はかき集めた情報を慎重に取捨選択。最終的に2つの治療法が残りました。アトピー治療で有名なT病院と、オムバス式自宅温泉湯治です。
「とにかく早く学校へ行かせたい。T病院なら1週間か10日の入院で良くなるということなので、そっちへ行こうかという気持ちになって、行き方から何からいろいろ調べました」(麻佐行さん)

直前で気持ちが変わったのは、T病院を退院した人に話を聞くことができたから。つてをたどって電話を入れてみると、退院後もステロイドを含む4種類の軟膏を使っているというのです。しかも、何種類もの機能性食品を併用し、肉類は一切禁止。制限だらけの生活でした。
「子どもには将来がありますからね。薬を持ち歩いたり肉を食べられないような生活をずっと送らせたくはありません。見比べたら自ずと答えは出てきましたね」(薫代さん)

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