顔や体幹部は色素沈着も取れて滑らかな肌に。ときどき腕や足にかゆみは出るが、掻き傷にはならない。

離脱中にキャンプ
試合にもフル出場


通学を再開して間もなくのキャンプは、富士の裾野で3泊4日。お風呂はおろかコインシャワーしかない施設です。慎吾くんもとても外泊できる状態ではありません。ご両親はカウンセラーや担任の先生と相談し、少しでも参加できる方法を模索。お父さんがクルマで送迎し、昼間だけでも参加させることにしました。

7月に入るとサッカーやラグビーも再開。湯治を優先するため平日の練習は無理でしたが、日曜日には必ず出てくる慎吾くんを、サッカーの監督がレギュラーメンバーに抜擢。夏の大会では全試合に出場したのです。
「ただし、朝お風呂に入ってから試合に行って、1試合終わるごとに連れ帰ってシャワーを浴びさせて、また送っていくという生活(笑)」と麻佐行さん。薫代さんは応援に濡れお絞りを持参して、こまめに汗を拭きました。1日3回きっちりの湯治と休日のスポーツは、慎吾くんの体調をぐんぐん引き上げていきます。

汗が出て、まとまった睡眠が取れるようになると、100%だった温泉を薄め始めます。秋には目に見えて炎症が退き、冬には眉毛が生え揃っていました。

6年生になった慎吾くんは、1日3回の湯治をこなしつつ学級委員や児童会の活動も。6月の修学旅行では、直前まで上半身に出ていた炎症がスッと消退。みんなと一緒に大きなお風呂に入って夜もぐっすり。最高に楽しい思い出になりました。

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