匠陸くん
赤ちゃんのとき、足首に出ていた炎症に何回か軟膏を塗ったことがある匠陸くん。仲美ちゃんと一緒に温泉に入り始めると、顔を除く全身に炎症が出てきた。

2歳から1年半
にがい薬も我慢して


 突然、仲美ちゃんの首に炎症が出てきたのは5年前の夏。2歳のお誕生日を迎える頃のことです。かかりつけの小児科で血液検査を受けると、ダニとハウスダストに反応が。診断は、「アトピー性皮膚炎」でした。
「たまたまその小児科は、ステロイドを極力出さないお医者さんだったんです。看護婦をしている妹から、『怖いから使わない方がいい』って聞いてたので、お話ししてみたら、『僕もステロイドは好きじゃないから、症状がひどくて他に方法がないとき以外は使いません』って」(由美子さん)
 処方されたのは、非ステロイドの内服薬と保湿クリーム。そして、どうしても我慢できないときのために、一番弱いランクのステロイド軟膏も。それからオムバスを知るまでの1年半、由美子さんは仲美ちゃんに薬を塗ったり飲ませたり。と同時に、アトピーにいいと聞いた方法を次々と試していきました。
 小児科の薬と並行して、漢方薬も1日3回きっちりと。まだ2歳の仲美ちゃんが、にがい薬や「まずい」と言いながらも青汁を、一生懸命飲みました。
「効きそうなものは何でもやってみましたけど、なかなか良くならなくて……。ひどいときは塗っちゃってましたね。主人もリンデロンを塗ってて、『かわいそうだから塗ってやれ』って。薬局で買ってきて塗ったこともありました」

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