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一進一退の波をいつまでもくり返した仲美ちゃん。この日は状態が落ち込み、オムバスへ向かう車中でも掻き通しだった。肘の内側や背中などに掻き傷をつくっている。 |
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お母さんにも発疹が もしかして…離脱? 薬を塗っていなかった匠陸くんの場合、症状の山場は低く、数カ月で小康へ。ただ、その後も何度か、風邪やヘルペスなどの感染症を通過することになりました。そして、その度に自前の免疫力をつけていったのでしょう。 一番長くかかったのは、やはり仲美ちゃんでした。離脱の激しさもお父さんに負けず劣らず。寝ても覚めても掻きむしる手が止まらないため、顔を除く全身の皮膚がボロボロの血だらけになってしまいました。 「少しでも傷にならないように、ガーゼ当てて包帯巻いて、手袋させたり、つなぎのパジャマにしたり。それでも必死で掻くから、掻く音が耳についちゃって私も眠れないんですよ。眠いから余裕もなくて、『いい加減にしなさい!』なんて手を押さえたりして……」 1日4回のお風呂と眠れない夜、そのうえ家事も。そんなハードな生活で、由美子さんの体重は一気に減少。開始時より15〜16kgもやせてしまったといいます。 「大変でしたけど、やせられたのは良かった。後半になって入らなくなると、また戻っちゃったんですけどね、リバウンドで」 そう言って明るく笑う由美子さんにも、夫や子どもたちの離脱中は心身に大きな負担がかかりました。そこへ、1日4回の湯治で自然治癒力が活性化したせいでしょうか。一頃は吹き出物ができては治るのくり返しに。 もしかして、私にも離脱が? そんな不安がよぎることもあったようですが、家族の湯治に気を取られているうちに、いつしかそれも全く出なくなっていたのです。 |