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肘の内側、膝の後ろ、肩など、炎症をくり返す部分が限られてきた。背中や足、うなじなど、症状がない部分の肌はツルツルになり、かゆがる回数も減った。 |
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「なぜ治ったの?」 「本当に温泉で?」 さて、湯治開始から4カ月たった96年春。幸い、顔には強い離脱が出なかった仲美ちゃんは、年少組から幼稚園へ通うことになりました。体の方の離脱はピークを過ぎ、徐々にまとまった睡眠がとれるようになった頃です。 「スカートなんかはかせると、膝の後ろが赤く目立っちゃったりして。でも、みんな温かい目で見て応援してくれる感じだったので、平気で外に出してました。外でお友だちと遊んだ方が、ストレス発散にもなるかなと思って」(由美子さん) 食物アレルギーがあるお子さんの場合は、幼稚園や小学校の給食が問題になります。仲美ちゃんにそれがなかったのも幸運でした。そして、幼稚園にはもっと強い症状のお友だちが何人も。入園当初は病院に通ったり薬を塗ったりしていたお子さんたちが、その後、仲美ちゃんがきれいになるにつれて、一人ふたりと薬をやめることになるのです。 「逆に、聞かれるようになりましたよ。『どうしてこんなにきれいになったの?』『温泉て、そんなにいいの?』とかって」(聖一さん) 仲美ちゃんの場合、最初の強い離脱を抜けてから、一進一退をくり返す期間が予想以上に長くかかりました。カウンセラーの経験では、抗アレルギー剤や抗炎症剤、漢方薬などを長期にわたって内服していた人に多く見られるケースとか。そういえば仲美ちゃんも、湯治前に1年半、薬の内服を続けていました。 |