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| 匠陸くん 前ページの仲美ちゃん同様、ヘルペスの発疹が出ている。幼稚園で流行る感染症はことごとくもらってきてしまった匠陸くん。このあとヘルペスとカポジで入院も。 |
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耐え難いかゆみ でも仕事は休めない 由美子さんの証言通り、聖一さんの離脱は写真で見ても壮絶です。しかも、その状態で仕事を続けていたとは、並の精神力ではありません。 「横になるとかゆみが強まるもんで、布団に座ったままウトウトしたりして……。あれだけ出ることが分かってたら、自分は温泉に入らなかったかもしれない。途中で何回も薬塗ろうかと思いましたよ。『もうやめるわ!』って、よう言いよったもんね(笑い)」(聖一さん) 家族の生活が肩に掛かっているために、副作用を知りながら薬をやめられない人が多いのも事実。狂おしいかゆみに耐え、睡眠不足の体にむち打って働くつらさは想像を絶します。 仕事は電気工事関係の自営業。高い足場に上がって、細かい作業に神経を集中させなければならない場面も。しかも、湯治を始めた頃に取りかかった工事現場までは、クルマで片道2時間という距離。睡眠時間は、取れたとしても3〜4時間です。 「よく電柱に上がって工事してる人が、腰に道具を下げてますでしょう? あの腰道具が下げられない。痛くてベタベタくっついちゃうし、シャツが脱げないからサラシ巻いたりして、すごかった。行き帰りのクルマの中も、大変でした」 そんな状態で、朝早く家を出て、帰宅は真夜中。それから聖一さんの湯治が始まるのです。 |