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顎の下から首回りにかけてが、赤くざらついている。膝はまだ硬そうで、手足の甲はかさついているが、傷だらけではない。全体に離脱が治まりかけているのが分かる。 |
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お医者さんの一言が 自宅湯治を選ばせた 書店に行くたびに、気になって手に取る本がありました。『アトピー性皮膚炎の治し方がわかる本』(全国アトピー友の会会長小川秀夫著/かんき出版)です。パラパラとめくって、掲載されている症例写真を見ては、「うちの子はここまでひどくはないから」と、また書棚へ。さまざまな民間療法の本をめくりながら、いつしか裕美さんの頭に焼き付いていったのは、「温泉湯治」という言葉でした。 県内には、有名無名の温泉地が点在しています。人づてに聞いて、アトピーに効くという温泉に行ってみたことも。 「そのころはアレルギー専門の病院に通ってたんですけど、先生に聞いたら、『ああいうのは、みんな一緒に入るし、汚いといえば汚いから』って。じゃあ、オムバスさんなら自宅でできるから大丈夫だと思ったんです」 確かに、ステロイド剤で免疫機能を抑え込まれ、細菌やウィルスに感染しやすくなっている人が、共同浴場で湯治するのは危険かもしれません。期せずして、お医者さんの言葉がきっかけになり、裕美さんは前から気になっていた自宅温泉湯治の本を購入。家に帰って熟読した結果、ステロイドを断ち、オムバスへ行く決意をしたのです。 「読めば読むほど、これなら治るぞって確信できました。時間がかかった人でも、最終的にはきれいになってますし、私にとって心強かったのは、何でも食べさせられること。なんだか、急に光が見えたような気がしたんです(笑い)」 当初、秀彦さんには多少不安もあったそうですが、「瑚に合った方法が見つかるまで、一通り試してみようと思ったんです」と。 |