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首回りの皮膚が少しゴワついているが、ほっぺはツルンとして、胸やおなかもきれい。部分的にかさついているが、手首も膝もだいぶ落ち着いてきた。 |
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離脱が進んでも 目の前は明るかった 治ればそれに越したことはない。とにかく、やってみなければ分からない−−。自宅温泉湯治に賭ける決心をして、完全にステロイドを断ったのが96年2月20日。すでにステロイドでは抑えきれなくなっていた瑚ちゃんの離脱は、日を追ってじわじわと進みました。 96年3月1日。おじいちゃんおばあちゃんも一緒に、6人家族総出で藤沢を訪れた日、瑚ちゃんの離脱は全身に噴き出していました。 「一晩中うつらうつらしながら、瑚をさすっているような状態でしたから、小川会長から、『これなら年内にかゆみがなくなるよ』って言われた時は、本当にうれしかったです」 長い間、心に覆いかぶさっていた不安がかき消され、希望の光がさしたわけですが、これからは、かゆみや炎症と闘いながら、くり返しお風呂に入る一日一日の積み重ねです。カウンセラーと相談のうえ、4ケースの温泉を水で薄めて沸かしたお風呂に1回30分、1日トータル2時間を目標にしました。 湯治を始めて2カ月 ママの肌にも離脱が 「きっと本人も治したい気持が強かったんですね。すんなり入ってくれましたから」 3歳になるかならないかの瑚ちゃんに、30分以上入っていてもらうには、やはりママが一緒に入ってあげなくてはなりません。 朝、昼、夕方、就寝前と、二人でお風呂を出たり入ったり。瑚ちゃんの離脱は、日によって強くなったり退いたりしながら推移していきましたが、湯治を始めて2カ月たったころ、不思議なことが起こります。なんと裕美さんの肌にも、離脱らしき症状が。 慌ててオムバスに電話すると、担当の松澤博一カウンセラーは平然としたもの。 「温泉湯治を始めると、ご家族の方にも症状が出てくるケースは結構ありますからね。例えばお子さんにステロイドを塗ってあげていたために離脱が出る場合もありますし、温泉の持つ好転反応的な働きが、もともとあったアレルギー反応を引き出すこともあるんです」 裕美さんは2年以上、瑚ちゃんに素手でステロイドを塗ってきたのでした。ごく微量ずつ、指先から吸収されたステロイドが、裕美さんの体にもダメージを与えていたのでしょうか。同じお風呂に入っていても、パパや海里くん、おじいちゃんおばあちゃんには、何の変化も現れませんでした。 「一時は瑚よりもひどくなって、自分が眠りながら掻いてるのが分かるんですよ。大変でしたけど、そうなったがために、かゆみのつらさを分かってあげられましたし、掻かないように言い聞かせてたのが『掻いてもいいよ』って、変わってきましたね。『ママのもすごいでしょう?』なんて言いながら、二人で『頑張ろうね』『頑張ろうね』って」 |