0日には赤ちゃんだった胤未くんが、2年間の湯治中にこんなに大きくなりました。お肌はスベスベ、「泣き虫」の汚名も返上して、いつもご機嫌の胤未くんです。

よく泣く赤ちゃんが
丈夫な男の子に成長


 予定通り「修了証書」を手にしたのが97年12月21日。1カ月検診でお医者さんに、「体質だから、ずっと薬を塗り続けるように」と宣告された赤ちゃんが、薬や病院とは縁遠い、丈夫な男の子に成長していました。
 2年前のあの日、淳子さんの熱心さに押されてオムバスにいらっしゃった幹雄さんも、「本当に湯治をやって良かったですよ。子供もすっかり治ってくれましたし、これからもっともっと体力をつけて、運動の大好きな子にしたいですね。一緒にキャッチボールとかするのが楽しみなんですよ」と満面の笑みです。
「とーたん」の膝でカメラに向かってポーズをとってくれる胤未くんは、「よく泣く赤ちゃん」の汚名をすっかり返上。淳子さんが「どちらかというと、おっとりタイプかも」というほど、性格が安定しています。あれはやはり、かゆみや体調の悪さをママに訴える涙だったのでしょう。身をよじるようなかゆみとも掻き傷の痛みとも、とっくにさよならした胤未くんは、卒業の日も終始ご機嫌。片言のおしゃべりや自作の(?)おうたで、みんなを楽しませてくれました。

最後のアドバイスは
「普通にのびのびと」


「しっかりされてるお母様ですので、われわれカウンセラーからバトンタッチしても十分安心していられます」と、山本カウンセラーも余裕の笑顔で最後のアドバイスを贈ります。「これからは、しつけとか教育という意味の子育ての方が大変だと思いますね。アトピーの子だったから、こうしなきゃいけないというような区分けをする必要はまったくありませんから、のびのびと普通に育てて差し上げれば問題ないでしょう。あとは、歯を磨くのと同じ感覚で、おふろに入る習慣をしっかりつけていただければと思います」。
「今日、うちで忘年会なんですよ。私の両親も来て、この子の卒業記念パーティー」と、淳子さんの笑顔も一段と輝きます。もう何でも食べられる胤未くん、卒業証書を囲んでのパーティーは、どんなごちそうで盛り上がったのかな? 体力十分、丈夫で好奇心いっぱいの胤未くんは、公園でもお友達の先頭を切って駆け回ることでしょう。


    Back