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胸まわりの発疹が少し治まる。湯治嫌いにさせまいとお風呂大好きママを演じていた。 |
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顔の赤みが広がっていく感じで辛い。掻きむしって眠れない夜が続く。ママも寝不足。 |
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有無を言わさずに 塗られたステロイド 待望の赤ちゃん誕生から2カ月半、まだ喜びも覚めやらぬその頃から、美香子ちゃんの口周りからあごにかけてがポツポツと赤い湿疹に覆われるようになりました。手が届かずに、かゆくても掻けない。とてももどかしそうです。次第に汁が出て赤みも増し、可愛いわが子のこれからを心配した可奈子さんは、皮膚科の門を叩きました。 「診察室の机にはズラッと薬のチューブが並んでいました。お医者さんがその中から薬を選ぶと、看護婦さんが手袋をして塗り始めるんです。目の周りにまで」 キンダーベート軟膏(合成副腎皮質ホルモン酪酸クロベタゾン)、ネオメドロールEE軟膏(硫酸フラジオアイシン・メチルプレドニゾン)、リンデロンVG軟膏(吉草酸ベタメタゾン・硫酸ゲンタマイシン)、診察の度に塗られ、手渡されるステロイド剤。塗れば一時的に湿疹は消えるものの、根本的に治ってはいないことにも可奈子さんは気づいていました。 「ステロイドは怖い薬らしい」。そんな噂を耳にしたのを機に、病院をかえることに。次に訪ねたのは、徹底した除去食を勧める病院でした。 「まだ母乳しか口にしない赤ちゃんですから除去食を強いられたのは私の方です」(可奈子さん) アレルギーに良いとされる味のない米、ふかし芋か味付けをしていない茹で野菜、そしてお茶。1日3食来る日もくる日もそんなメニューが続きます。体質改善の名の元にひもじく情けない思いを味わう日々、それでも目に見えて美香子ちゃんが回復するならまだ我慢はできたかもしれません。 「医師は、薬は使わないと言っていたはずなのに、一向に良くならないので、結局は薄めたステロイドも併用することになりました。質素な食事を続けていますから、家内はひどく痩せて、体力が次第になくなっていくのが分かるんです」(裕次さん) 除去食の限界は1カ月半でやってきました。見かねた裕次さんは、本当に正しい情報と知識を自分の力で得るために、本屋さんへと向かっています。 |