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離脱が大分おちついてきたせいか、毎日ニコニコしているようになった彩都乃ちゃん。子どもの体調の善し悪しは、表情を見れば一目瞭然。 |
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湯治が進むにつれて、彩都乃ちゃんと反対に宥樹帆ちゃんの症状が予想外に落ち込んできた。夜中にかゆがって目を覚まし、何度もお母さんを起こす。 |
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| 自宅温泉湯治への 不安や疑問は全然なし 「自宅温泉湯治に対する不安や疑問はなかったですね。それよりも、このままいったら彩都乃は生活していけるかな? お嫁に行けるかしらっていう心配が大きかったものですから」(昌子さん) 彩都乃ちゃんと宥樹帆ちゃんの湯治開始は平成6年5月27日。生活パターンは、朝7時半から8時に起床。まずおふろに30分間入ってから午前中は公園で遊び、お昼ご飯を食べてからまた30分のおふろタイム。午後は遊んだり昼寝をしたりして過ごし、あとは夕方と夜寝る前に各30分。1日トータルで2時間は入るようにしました。 小さいお子さんは、大人が一緒に入ってあげなければ長時間入っていることはできません。離脱中、傷だらけで過敏になっている肌は温泉に触れるだけでも痛いので、嫌がるのを半ば無理やりということも。彩都乃ちゃんと宥樹帆ちゃんも、離脱がひどいときはほとんど泣きながらの湯治になりました。 「もう、おふろって聞いただけでビヤーッて泣いちゃうぐらい(笑い)。おふろだよって言うとギャーッて泣いて、おふろに入りながらまたギャーギャー泣いて、おふろ場は音響効果もすごいですよね。私もイライラしてるから、私自身も叫ぶし子どもはわめくし、近所から苦情も来ましたよ」 なんとワープロで打った投書がポストに投げ入れられていたことも。『うるさい。一日中騒いでいて親も子どもも非常識だ』という内容。しかも無記名で…。 「すごいショックで胃が痛くて。でも、やせませんでしたけど(笑い)」 いまは明るく振り返る昌子さんですが、当時は本当にやせる思いだったことでしょう。 「静かにしようと思って押えつけちゃうから、子どもはよけいにストレスを感じたんじゃないかな、と」 |