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前年の夏に出ていた離脱がうそのように退いている。かゆみも治まって、夜中にかゆがることもなくなった。顔と胸に一部カサツキがある程度。 |
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| 宥樹帆ちゃんの離脱が ピークを迎える 一方、当初はそれほど症状が出ていなかった宥樹帆ちゃんの方が、湯治を始めると次第に離脱が進み、8月になると顔を中心に痛々しい離脱症状が。実は、宥樹帆ちゃんは生後3か月のときに足に火傷をして、治療のためにステロイド剤を使ったことがあったのだそう。生まれて間もない赤ちゃんに強い薬を使えば、その副作用も大人以上に強くなるのは当然です。 それでも夏が過ぎるころには宥樹帆ちゃんの離脱も順調に退き始め、彩都乃ちゃんと足並みを揃えて快方へ。一時は薄くなってしまっていた彩都乃ちゃんの髪の毛も、また生え揃ってきました。 湯治開始から1年たった平成7年の春。彩都乃ちゃんは年中組から幼稚園へ再挑戦。生活が変わるとまた離脱が出るかもしれないという心配もあって、昌子さんは念のため先生に「もし何かあったら迎えに来ますから」と話しておきましたが、結局一度も呼び出しはありませんでした。 「泣き虫とか、アトピーでゆがんでた性格も治ってましたし、地の性格がずいぶん出てましたので、よその子の面倒見てあげたりして、今度は幼稚園が楽しくて楽しくてという感じでしたよね」 アトピーが良くなった彩都乃ちゃんにとって、今度は幼稚園がストレス発散の場になっていたようです。体調が性格に影響を与え、その性格が社会生活のあり方を左右する。これは大人も子どもも一緒かもしれません。 |