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![]() 3カ月の休職期間が終わる頃。顔や首回りは見違えるほどきれいになった。足や背中の発疹も順調に退いて、ポツポツと見えるのは発疹跡の色素沈着。 |
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顔は2カ月でツルン 点鼻薬も不要に 「お金のことも仕事のことも、いろいろな面で悩んでて、なかなか踏み切れなかったんだけど、『考えていてもしょうがない。そんなに温泉湯治がやりたいなら、やるしかないよ』って(満さんが)言ってくれたので、思い切ってやることにしたんです」 いよいよ温泉湯治を始めようという前夜、満さんはやすこさんに内緒で、両方の実家に電話を入れています。もし、途中でお金が足りなくなったときのために、あらかじめ援助を頼んでおいたのです。 「温泉湯治を始めてからは早かったので、結局、借りなくて済みましたけど」(満さん) ステロイドを断ってから温泉湯治を始めるまでに約3年間。その間に、最も離脱の激しい時期は過ぎていたようですが、そこから完全に抜け出すための闘いはこれからでした。 100%の温泉に、1日トータル1時間半〜2時間の湯治。そのうえ仕事も家事もというハードさでしたが、滑り出しは快調です。 「顔の症状は最初の2カ月で、これで出終わったなという感覚がありましたし、花粉症の期間も短くて済んだんですよ。何年かぶりで点鼻薬も使わなかった」(やすこさん) 「薬疹」らしき発疹 原因は歯の治療? これからはもう良くなる一方。そんな鼻歌まじりの気分が、落胆に変わるのは5月の中旬。ある朝、右腕にポツンと1個だけ、猛烈にかゆい発疹が出現したのです。 「その日の午後には9個になって、翌日からバーッと増えてって……。顔と手首から先、足首から先を除いた全身に出ました」 毛穴が赤く腫れて滲出液がにじみ出し、掻くとボコボコとじんましんのように盛り上がってくる発疹。さまざまな離脱を見慣れたカウンセラーの目にも、ちょっと変わった症状だったといいます。 ホスメッククリニックの三好医師に相談すると、「薬疹」ではないかとのこと。やすこさんには思い当たることがありました。発疹が出る2、3日前に歯の治療を受けていたのです。 そのとき歯に詰めた薬を、病院に問い合わせて確認し、違う薬を詰め直すことに。しかし、このとき噴き出した「薬疹」らしき症状はたっぷり2カ月以上も尾を引き、やすこさんは頑張り通 してきた仕事を休むことになるのです。 「どんなにかゆくても、お客さんの前では普通の顔して仕事しなきゃいけないし、もう拷問でした。かゆいの我慢すると震えがくるんですよ。周りのみんなも、うつらないとわかっていても、やっぱり気持ちいいもんじゃないですからね」 |