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秋口に若干ぶり返す。お尻から足にかけて発疹が出現。心配して病院へ行くと、感染症ではなく「アトピーの悪化」とのこと。安心して湯治を続行した。 |
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水イボ?ヘルペス? 対処法は違うのに 病院で診断を確定したうえで、カウンセラーと相談して対処するのがオムバス方式。感染症の種類や症状の程度、体力などの条件によって、湯治の仕方が異なります。水イボとヘルペスでは対処法が違うのです。 「ヘルペスならば、やはり疲れが溜まって出たんだと思います。ただ、軽症のヘルペスに最高に強い薬が処方されている。ゾビラックスは抗生剤の中でも非常に強くて、薬価も高いんですよ」(奥田カウンセラー) ご両親は、何日分も処方された薬に頼り切ることはしませんでした。内服薬は使わず、軟膏を2日間塗っただけ。あとは愛美ちゃん自身の治癒力に任せ、ようすを見ることにしたのです。 と同時に、ご両親が心を配ったのは、愛美ちゃんの心のケア。3歳の女の子でも、自分の顔や体が発疹に覆われては大ショックです。すっかり笑顔をなくして落ち込んでいる愛美ちゃんを、「すぐに良くなるから大丈夫」「もう少しで治るからね」と安心させ、いたわり続けるのを忘れませんでした。 「ほんとにちょっとずつだから、そばにいるとわからないんですけど、オムバスへ面談に行って写真を見ると、ああ良くなってるなって実感できましたね」(浩信さん) 温泉を減らし始めたのは98年8月。夜中にかゆがって起きることはなくなり、手も足も背中も、半年前とは見違えるほどきれいになっていました。 湯治生まれの弟は 乳児湿疹もなし! 秋には幼稚園で水疱瘡が流行りましたが、免疫力が高まってきた愛美ちゃんはごく軽症で通過。まだ抵抗力のない1歳半の祐奈ちゃんが重症でした。このとき愛美ちゃんは、発疹がいっぱいできている妹に、「ゆーたん、かゆいのすぐ治るからね」と何度も繰り返していたそうです。 弟の裕将(ひろゆき)くんが誕生したのは99年3月15日。その前日から、段階を踏んで薄めてきた温泉が入浴剤トピュアに代わりました。 「上の二人のときは、妊娠すると体じゅうがかゆくなってたんですけど、3人目のときはかゆみもなく快適な妊婦生活を送れたんです。すごい冷え性だったんですけど、温泉湯治のおかげでそれもなくなりました(笑)」 カウンセラーからは、安定期に入るまでは体に負担をかけないようアドバイスされたのですが、愛美ちゃんがママと一緒に入りたがるので、紀代美さんは妊娠中も1日2〜3回の湯治を続けていたのです。 「3人目のときは、妊娠中の食事も体調もすべてが良かったみたい。裕将には乳児湿疹も何も出なかったんですよ」と嬉しそうな紀代美さん。ママの膝でご機嫌の裕将くんは、赤ちゃんらしいフワフワの肌。生まれる前からずっと湯治をしてきたおかげでしょうか。 |