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ステロイドをよく塗った目の周り、おでこ、頬に見た目の症状が集中する。額の皺が深くゴツゴツ感がある。目が開け辛い。首、背中のかゆみもきつい。 |
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温泉湯治一本に 中学から高校へは、一貫した教育が行われる私立校で、入試はありません。そうした環境の中で過ごしていた安本さんでしたが、高校2年生頃から、アトピーの症状がどんどん顕著になり、薬を塗っても、いつもどこかから体液が出ているような状態に。勉強に集中できなくなっていきます。高2といえば、受験も視野に入ってくる学年です。 「いろいろな薬や療法を試してきて、それらによって少しはマシと思える状態も作られていたのですから、それなりに効果 はあったのかもしれません。でも、何年経っても治らないのが実際のところでした。受験のこともあって、もうそろそろどうしようもなくなってきました」。焦りを感じ始めていたのでしょう。 そんなある日、図書館でお母さんが、『大増補 アトピー性皮膚炎の治し方がわかる本』(小川秀夫著/かんき出版刊)を見つけてこられます。それまでに試してきた「治してくれるかもしれないもの」に頼る姿勢とは違って、「自分で治す」を実践する温泉湯治。学校生活との両立も課題となったはずです。 その頃の症状は、一番かゆみのきつかった目の周りを始め、顔の上部分、耳、首、腋、そして関節周りを中心に、しかしほぼ体全体に炎症が広がっていました。 「額の深いシワと薄い眉は、僕本来の顔の特徴だとずっと思っていました(笑い)」 「薬の影響によるものです。皮膚や筋肉が萎縮(ミオパチー)したり、象皮状態になったり、やがては体温調節異常につながっていきます」(横山カウンセラー) ステロイド剤を学校にも持っていって、かゆくなる度に塗っていたのですから、当然、使用量 は多くなっていたのでしょう。 日本オムバス藤沢へご両親と3人で出かけた安本さんは、「重篤とまではいかないが、決して軽くはない」と小川秀夫会長に指摘されています。ステロイドはもちろんのこと、気づけば延べ9種類にも及んだ、民間薬の数々もここで断ち切ることに。市川晴巳カウンセラー(日本オムバス東京、前任)の指導のもと、湯治1本に絞ります。 |