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もう温泉湯治を卒業しようと、自覚を持って徹底的に健康な生活を心がけ、実践。結果、1カ月後に修了証書を手にすることに。少し首に残るかゆみがバロメーターだった。 |
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症状があるときは 嫌な思いの連続で当然 「湯治さえすれば、ある日急に良くなってどんどんキレイになれるんなら、誰も悩まないでしょう。僕も症状が顔に出ていたときは、このまま治らんかも、ダメかもって、心の中はいっつも嫌な思いで一杯でした。そういうときは落ち込んで当然ですよね。外に遊びに出られない分、一人でどんどんネガティブな方向に考えてしまうし。でも、僕は『どうして自分だけ』とは思わなかったんですよ。僕にはアトピーというカタチが現れたけど、ほかの病気に悩んでいる人もいるし、皆、大なり小なり、何か抱えている。変に自分だけと悲観すれば、殻に閉じこもってしまって、余計にキツくなる。ならば、良い意味で“あきらめ” る。僕はそう気持ちを切り換えていきました」 遊び過ぎが完治を遅らせたことをとても反省しながら、でも、それも体作りの勉強だったと振り返る安本さん。辛い思いを散々してきたことが、そしてその時々に自分なりの考えを持とうとして心の中で組み立ててきたことが、今の自分を作っているようだとも話してくださいました。 その一言ひとことを自分に言い聞かせるように深く考えながら語る誠実な横顔に、横山カウンセラーも安心と頼もしさを感じていたようです。 ご家族の惜しみない協力に大きな感謝を抱き、青年は、今の健康体をとても大事にして過ごしています。爽快な心を表情に表しながら大学生活を送り、そして社会へ悠然と巣立っていくのでしょう。しっかり築き上げた確かな精神力を魅力として輝かせながら。 |